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四季の山野草 3ー5月 Feed

2016年5月27日 (金)

ハンショウヅル(半鐘蔓)

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ハンショウヅル(半鐘蔓)
キンポウゲ科 センニンソウ属 茎は暗紫色を帯びる 葉は対生し 3出複葉 小葉は倒卵形 葉腋から柄をだし 下向きに暗紅紫色の鐘型の花を1個開く 花弁はなく 萼片は4個で長さ約3cm ふちに白毛が多い 花柱は花後伸び 長毛が密生する

この山道筋の林縁には数か所見られた
小人の国の小さな鐘が風にゆられ リ~ン リ~ン 🎶 

鳥取市 5月撮影 

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2016年5月18日 (水)

ギンリョウソウ(銀竜草)

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ギンリョウソウ(銀竜草)

イチヤクソウ科 ギンリョウソウ属
別名ユウレイタケ
植物体は白色 果実も白色で横向きにつき 球形 腋質で裂けない
山地のやや湿り気のある場所に生える腐生植物
別名はそのまま素直に納得 落ち葉の中からもっこり 妖怪的で また魅惑的でもある

鳥取県八頭町 5月中旬撮影

2016年5月15日 (日)

ヒメハギ(姫萩)

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ヒメハギ(姫萩)
ヒメハギ科 山野の日当たりのよい所に生える常緑の多年草 茎は細くてかたく横にはい 高さ10-30cm 葉は互生 花弁は筒状で紫色 先端は房状 左右の弁は萼片
花後はやや大きくなり緑色になる 果実は扁平 種子は楕円形で付属帯があり 白毛がある

昨年最初に出会った場所は遠くの山地 この日は比較的近場の山地でした しかもその辺に点在している 茎丈も斜上して高さ7-15cmくらい 花も多くつき ほのかな感動!

鳥取市 5月撮影

2016年5月12日 (木)

春の山野草 マツバウンランなど

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マツバウンラン(松葉海欄)               ↑
ゴマノハグサ科 北アメリカ原産の帰化植物   シライトソウ(白糸草)
1940年代に京都の伏見で最初に確認      ユリ科 シライトソウ属
細長い真っ直ぐに伸びた茎も特徴         名前を聞けば 素直にうなづける純白の花

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クルマバソウ(車葉草)
アカネ科 クルマバソウ属
高さ20-30cm 茎は枝分かれせず無毛 葉は6-10個が輪生 柄はない 花冠は白色で漏斗形 先は4裂
葉は乾いてもクルマムグラと違い黒くならない 



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クルマムグラ(車葎)
アカネ科 ヤエムグラ属 高さ20-50cm 4陵があり 陵上に刺はない 葉はふつう6個輪生
茎の上部の集散花序に10数個の白色の花をつける 花冠の先は4裂する 葉は乾くと黒くなる 

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タニギキョウ(谷桔梗)
キキョウ科 タニギキョウ属
高さ10cmほどの小さな花 白色の鐘形の花で 花冠は長さ5-8mm 先は5深裂する 雄しべは5個
葉は柄がありぎざぎざの卵形

山道の片隅にひっそりと咲く 余りの小ささにしゃがんで見る じっと見つめると 小さな微笑み




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Img_3629← 1週間前に見た蕾

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ワニグチソウ(鰐口草)
ユリ科 アマドコロ属
林内に生える多年草 高さ20-40cm 葉腋から下垂する花柄の先に 2個の苞がつき 抱かれるように淡緑色の長さ2-2.5cmの筒状花が2個つく

何度か散策する場所で 初めての発見 少し時期がづれると新たな花に出会う

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ワニグチソウの花

雄しべの花糸は先端近くまで合着し 軟毛はない
雌しべの先端は花外にやや突き出る



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こちらは「ホウチャクソウ」(宝鐸草) ユリ科 チゴユリ属 
柱頭は3裂し 花被片とほぼ同じ長さ ワニグチソウとの違いがよく分かる

鳥取市 4・5月撮影

2016年5月11日 (水)

春の野花(4) ジシバリなど

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Img_3788ジシバリ(地縛り)
キク科 細長い茎が地面をはい ところどころで根を下ろして増え 地面を縛るように見えること
高さ8-15cm 頭花は径2-2.5cmの黄色い花を1-3個つける 総苞は円柱形 葉は長さ0.9-3cm 幅0.8-2.5cmの卵円形~広卵形
そう果は紡錘形



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ミツバツチグリ(三葉土栗)
バラ科 キジムシロ属
ツチグリに似ていて葉が3小葉であること
花は黄色で径1.5-2cm

キジムシロ属の花は黄色の5弁花のもが多い 花はどれも似ている 
同定にはやや不安あり


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ミツバツチグリ 葉3小葉からなり 匐枝につく葉は少し小さい

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ノゲシ(野罌粟)
別名ハルノノゲシ キク科
葉がケシの葉に似ていることによる 花が春から初夏にかけて咲くこと 秋に花をつけるアキノノゲシに対してつけられた
高さ0.5-1mの2年草 頭花は黄色で径約2cm 舌状花は多数ある 葉はやわらかく茎を抱く 長さ15-20cm
花柄と総苞は粘る 冠毛は白色






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ブタナ(豚菜)
キク科 エゾコウゾリナ属
フランスの俗名「ブタのサラダ」を訳したものという ヨーロッパ原産の多年草
1993年に札幌で初めて気づかれた
高さ50cm以上にもなる 頭花は黄色で径3-4cm 冠毛は羽毛状
葉はすべて根生し 分裂しないのから羽状に深裂するものまで変化がある

春の野花は 黄色い花が多いことに気づかされる 菜の花やタンポポが顔を出し 次々と川野を黄色く染める パ~と華やいだ気持ちになるのは この花々のせいなのかも知れない

鳥取市 4月撮影

2016年5月10日 (火)

春の野花(3) トゲミノキツネノボタンなど

 

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トゲミノキツネノボタン(棘げ実の狐の牡丹)
キンポウゲ科 ヨーロッパ原産 1915年仙台市で見つけられ その後各地に広がる
全体ほぼ無毛 茎は基部から分散し斜上 葉は3中または浅裂し不揃いの鋸歯がある 花は径1.5cmほどの5弁 果実は20個ほどが集まってつき それぞれは扁平で5mmほど 側面には棘状突起がある

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ウマノアシガタ(馬の脚型)  別名キンポウゲ
キンポウゲ科 根生葉を馬のひづめに見立てたものと言われるが 余り似ていない
いたるところで見られるので 特に足を止めて眺めることはしないが 幅広く群生するとその華やかさに目を奪われる 陽を浴びてきらきらと眩しい

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オニタビラコ(鬼田平子)
キク科 鬼は大型の意味 タビラコはコオニタビラコの別名
道端や公園 庭のすみなどによく生える 高さ0.2-1m 1-2年草 ところによっては群生するが 独立して生えることも多い 全体に柔らかく細かい毛がある 頭花は径7-8mm 散房状に多数つく 花のあと総苞の基部は膨らむ 総苞片はそう果が熟すとそり返る 冠毛は白色

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ニガナ(苦菜)
頭花は径約1.5cm ふつう舌状花5個

舌状花が5個 数えられるので分かりやすい 春になると一気に咲き誇る野の花々
「この花の名前なんだったかな?」
当たり前に見られる花なのに記憶が曖昧
復習のつもりで~と思い立ち向かうもののその都度ひっかかる




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ヤブタビラコ(藪田平子)
人家近くの林縁や田のあぜなど良く生える 高さ20-40cm 2年草
コオニタビラコに似ているが やや軟毛が多く 根生葉がやや立ち上がる 全体に柔らかく 茎は斜上したり 倒れたりする 頭花は径8mmくらい 花が終わると頭花は下向きになり 総苞は卵球形になる

鳥取市 4月撮影

2016年5月 9日 (月)

春の野花(2) ヤブジラミなど

Img_3926ヤブジラミ(藪虱)
せり科 藪に生え 刺毛のある果実が衣服にくっつくのをシラミに例えたもの
草の名を知らない人もこの名は知っている 好きか嫌いかと言われれば 迷わず「嫌い」 悪名高い花でもあるが アップで見ると案外可愛い 
花には罪がない

実の方には~罪深い?

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Img_3845ミミナグサ(和蘭耳菜草) ナデシコ科
葉をネズミの耳にたとえたもの 
ミミナグサと外来種のオランダミミナグサの違い その都度同定に迷う
ミミナグサは花弁と萼片がやや同じ長さ ということで決定(やや不安あり)
オランダミミナグサに圧倒され都市郊外では減少 余り見られなくなったそうだ
この場所は山道 できれば外来種と現物を比較してみたい

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オランダガラシ(和蘭辛子) アブラナ科
別名クレソン
ヨーロッパに広く分布する多年草 説明するまでもなく知る人ぞ知る山菜 山の清流にあるものは採取することがある
水辺に群生 繁殖力が強い 


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ムラサキサギゴケ(紫鷺苔) ゴマノハグサ科
田の畔などちょっと湿ったところに見られる 花は唇形で淡紫色~紫紅色 下唇に黄褐色の隆起した斑紋があり 毛が生えている 普通に見られる花で 懐かしさを感じる
紫のジュータンを敷き詰めたように広がり 咲き初めの頃は 足を踏み入れる前にしゃがんで眺めたり 春を香りを楽しませてくれる花の一つでもある

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トキワハゼ(常盤はぜ)
ゴマノハグサ科
ムラサキサギゴケに似ているが やや乾いたところにも生える
ほぼ1年中花が見られ 果実がはぜるからという
上唇は紫色 下唇はわずかに紫色を帯びた白色で 黄色と赤褐色の斑紋がある 葉は根元のものは長さ2-5cm 上部の葉は1cm位と小さい

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Img_3435_2キランソウ(金瘡小草)
シソ科
別名ジゴクノカマノフタ
どちらかというと別名の方が通っている
一度聴いたら忘れられない 出会うとちょっとひるんでしまう 全体に縮れた毛があり 人を拒むかのようにも見える
そっとしておこう しっかり蓋をしておいてもらいたい

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Img_3736_2ノコギリソウ(鋸草)
キク科
山野の草原に映える多年草 観賞用として庭に植えられる

近くの河原の一角に生えている 不思議に思いながら~どうみても葉がギザギザ 花も疑うことなくその花
山間部の道路脇の空き地で見たことがある 川に流された種が 居心地の良さで根付いたのだろうか?

鳥取市 4月撮影

2016年5月 8日 (日)

春の野花(1) ヒメウズなど

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ヒメウズ(姫烏頭)
キンポウゲ科
高さ10-30cm 多年草
花は4-5mmと小さい

余りにも小さくて目立たない
気にとめなくても平気 決して怒ったりしない 微風にもたおやかに対応できるナチュラル派



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タチイヌノフグリ(立犬の陰嚢)
ゴマノハグサ科 ユーラシア・アフリカ原産の2年草 明治の中頃に気づかれ 現在では各地に広がっている
茎は直立して高さ10-30cmにもなる 花は径4mmほどで ほとんど花柄がなく 苞や萼に埋まるように咲く

じっくり探索しなければ見逃してしまう 初めて発見したので嬉しい

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ヤエムグラ(八重葎)
アカネ科 幾重にも折り重なって生えるのでこの名がついた 人里近くにごく普通に見られる 茎は4稜があり 稜の上に並んだ下向きの刺で他のものにひっかかり 長さ60-90cmにもなる
花は小さな黄緑色で目立たない 果実の表面にはカギ状の毛があって 衣服などに良くくっつく

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ホソバノヨツバムグラ(細葉の四葉葎)
アカネ科 葉は普通4個 ときには5.6個輪生し 長さ0.7-1.4cm 幅3-5mm
花は普通3裂 4裂するものもある 果実は無毛

花は蕾だったので葉のみで同定 次回は花を確認しよう


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カラスノエンドウ(烏野豌豆) 別名 ヤハズノエンド
マメ科 果実が黒く熟すのをカラスにたとえたものという 道端や畑など普通に見られる 2年草
果実の黒っぽい部分は蜜を分泌するので 蟻がよく群がっているそうだ

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カスマグサ(かす間草) 
カラスノエンドウとスズメノエンドウの中間的な形なので カラスとスズメの間という意味でカスマという
マメ科 道端などに多いつる性の2年草
花は淡青紫色で長さ5-7mm 豆果は長さ1-1.5cmで毛はなく 種子が4個入っていることが多い 小葉は8-15個の長楕円形
(スズメノエンドウを訂正します コメント有難うございました)

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ノジチャ(野萵苣)
オミナエシ科 ヨーロッパ原産 1-2年草 ヨーロッパではサラダ用に栽培される 江戸時代に長崎で栽培されていたものが野生化したといわれる

ぽかぽか暖かくなると一気に野山の花が開き 散策中に目に入るものの名前を呟くものの 「アレッ これ何だったかな?」 しばらく考えても出てこない その回数が増えると不安になってくる ところが野花と言えども侮れない 知らない花の名前・初めて見る花 そして紛らわしいほど良く似る花 等々 ハチマキを絞めてかからなければ~! (続く)

鳥取市 4月撮影